メダカを息子が川で捕まえてきたので、メダカを飼うことにしました。

どこにも家の中に水槽を置くスペースが無かったので、外飼いです。

 

そこでビオトープを立ち上げてみました!!

ということで、屋外でのメダカの飼い方について詳しくまとめています。

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メダカは外飼いできるの?

答えから言うと、メダカは1年中外で飼うことができます。

表面に氷が張るくらいであれば、冬を越せるのです。

(水が完全に凍ってしまうような地域であれば、ヒーターを入れないと死んでしまいます。)

 

ただし、冬の間は水中に隠れてジッとして冬を越すので、元気に泳ぐ姿が見られません。

冬でも元気に泳いでいる姿が見たいのであれば、室内で冬を越すか、ヒーターを入れる必要があります。

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ビオトープってなんだ?

ビオトープとは『BIO(生命)+TOPE(場所)』という英語をつなげた造語です。

メダカを飼う場所が自然と同じような生態系にすることで、人が手を加えなくても良いのがビオトープ

 

  • メダカ・・・ボウフラ(蚊の幼虫)、や虫を食る。糞は水草やバクテリアのエサになる。
  • 水草・・・・光合成でメダカが利用する酸素を作る。水を浄化する。
  • 底土・・・・バクテリアが住み着いて、水を浄化する。水草の養分にもなる。
  • タニシ・・・メダカの食べ残し、コケを食べてビオトープを綺麗にする。
  • エビ・・・・メダカの食べ残し、コケを食べてビオトープを綺麗にする。
  • 雨・・・・・蒸発して減った水を供給する。

(完全に手を加えないところまでは、難しいのでビオトープ風というのが正しいのかもしれませんが・・・)

ビオトープの立ち上げ!

それでは、具体的にビオトープを立ち上げていく方法を見ていきましょう。

準備する物

  • メダカ
  • 飼う容器
  • エサ
  • 底土
  • 水草
  • 石、流木(飾りになるもの)
  • エビ、タニシ(いなくてもよい)

それぞれについては後ほど詳しく見ていきます。

 

①睡蓮鉢に底土(今回は赤玉土)を入れる

直接、水草を植えるのであれば4~5cmの底土を入れます。

水草の鉢植えを入れるなら、1~2cmくらいの底土を入れます。

1~2cmくらい入れてます。

 

②底土を洗う

1~2回くらい底土を水道水でジャブジャブ洗いましょう。

今回は底土に赤玉土を使っていて、細かい砂っぽくなった部分を流す感じで。

何度洗っても濁るので1~2回くらいで十分。

 

③水草、石、流木などをレイアウト

洗い終わって、水を捨てたら石や流木などを入れてレイアウトを決めましょう。

自分の場合は石と流木を用意してなかったので、後回し・・・。

 

④水を入れる

入れる水はカルキ抜きしておいたものです。

  • 沸騰させて冷ましたもの
  • カルキ抜き剤を使う
  • 1~2日直射日光に当てておく

どれでも良いのでカルキ抜きをしておいて、レイアウトが崩れないように、そっと水を入れます。

 

③レイアウト、④水を入れるは前後しても良いですが、水草がカルキ抜きしていないと影響すると言われているので要注意。

水を入れて直射日光1~2日放置後に水草を入れました

 

⑤メダカ、エビ、タニシを入れる

いきなり入れるのではなく、メダカなどが入った袋をしばらくビオトープに浮かべておきます。

これを水合わせといって、水温を同じにすることで環境が急変させてストレスをかけないために行います。

1時間くらい水合わせをしたら、袋の口を開けてメダカたちが出ていくまで置いておきましょう。

元気に泳いでいます。

水草を浮かべていないのは、すでに秋で枯れてしまうため。

春まで水草はおあずけ・・・。

 

⑥エサをやる?

ビオトープを立ち上げてから3~4週間後にメダカを入れた方がいい!ということも言われています。

これはバクテリアなどが発生して環境が安定するためです。

 

今回はビオトープを立ち上げてからすぐに、メダカを入れたのでエサは1か月くらいまでは与えています。

1回に与える量は3分程度で食べられる量を1日に1回。

ビオトープで準備する物

メダカ

メダカを飼うのでいないと始まりません(笑)

ペットショップなどでは、ヒメダカで1匹30円くらいで販売されています。

水1リットルに対して1匹くらいまで飼えると言われています。

 

でも、最初にメダカを用意せずに買う場所を先に準備してからにしましょう。

飼う容器を選ぼう

選ぶポイントはサイズ素材くらいです。

サイズはどうする?

大きいほどビオトープは水質変化が少ないため、安定します。

ただし、大きすぎると置けなくなってしまったり、邪魔になるので要注意。

水1リットルあたり1匹のメダカが目安。

形はどうする?

形は丸型、四角、池型などがあります。

形については、どんな形でも飼う上では違いはありません。

どんなビオトープにするか好み、置く場所に合うかどうかで選びましょう。

素材はどうする?

  • 陶器・・・見た目は最高、丈夫。重いくて値段が高い。
  • プラスチック・・・軽くて値段が安くてお手軽。紫外線で劣化しやすい。
  • FRP・・・強化プラスチック。軽くて丈夫。値段が高い。
  • 発泡スチロール・・・軽くてお手軽、断熱性が高い。耐久性は低い。
  • ガラス・・・観察しやすく、種類が豊富。汚れが目立つ、コケが生えやすい。

 

1番お手軽に始めるならプラスチック製のものかなと思います。

紫外線で劣化するといっても、数年は使えます。

どんな容器がある?

具体的にどんな容器があるのか見ていきましょう。

 

陶器の睡蓮鉢

見た目にこだわるなら、やはりこれですよね。

自分の場合は、庭に置いて観賞用にするので陶器の睡蓮鉢を選びました。

プラスチックの睡蓮鉢

お手軽に始められるし、値段も安い!

意外と見た目も悪くないものがあるので、こだわりが無くて手軽にというなら、おすすめです。

FRPの睡蓮鉢

軽くて丈夫なのは良いのですが、高い・・・・。

正直なところプラスチックのものを数年で買い替えた方が良い気がする。

発泡スチロールのメダカ鉢

発泡スチロールは水温の変化を押さえることができます。

ぶつけたりすると壊れる。魚や冷凍食品が入っていたものでもいける

繁殖用に使うとよい。

プラスチックの箱(プラ箱・トロ箱)

大容量でけっこう丈夫で、安いです。

見た目がイマイチなのですが、木枠を自作すると良いかも。

プラスチックの池(プラ池)

こちらも大容量で、プラスチックが分厚いので丈夫です。

庭に埋め込んで池っぽくすることもできます。

FRPの池

大容量でFRP製なので丈夫。

見た目も嫌いでなければ、悪くない!値段はやや高い・・・。

エサは必要?

メダカのエサという表示がされているものであれば、何でもよいです。

上にも書きましたが、ビオトープの環境が落ち着けばエサやりは必要ありません

 

ビオトープを立ち上げてから長くても1か月くらいまで。

与えすぎるとコケなどが大量発生するので1回に3分くらいで食べきれる量を。

 

卵から稚魚が産まれた時には、エサは必須です。(別飼いしないと稚魚が親に食べらます。)

稚魚は口が小さいので、稚魚用のエサにするか、親用のものを細かくします。

産まれてすぐは卵からの栄養が残っているので、生まれて3日後から1日に3回のエサやりをしましょう。

底土は何が良いの?

底土を入れる目的は、バクテリアの住みついて水質浄化してくれることがメイン。

水草を直接植えていろいろ育てたい、増やしたい場合には栄養のある底土を選べば良いです。

 

底土を敷く厚さは、

  • 直接、底土に水草を植え付ける場合は、4~5cm
  • 鉢植えに水草を植えて、入れる場合は、1~2cm(底が隠れる程度)

水草を植え付けないのに、厚く底土を入れ過ぎると、循環しない層ができるので水質悪化の原因になります。

 

それぞれの底土の特徴は

①赤玉土
  • とにかく安くて手軽!100均にもある
  • 茶色なので水草にも合う色をしている
  • 小玉、中玉、大玉など大きさがあり、水草を植えるのであれば小玉、飢えないなら中~大玉
  • 長く使っていると崩れるので、入れ替えが必要
  • 水質浄化能力はそこそこ高い
  • 弱酸性
  • 栄養は無い

とりあえず、迷ったらこれで良い。違う色の底土が良い場合は、他のものを探そう。

②荒木田土(あらきだつち)
  • 田んぼの土のこと
  • 栄養分が豊富で、水草が良く育つ
  • 栄養分が豊富すぎて、コケや藻が育ちやすい
  • 値段は安い~高いまでいろいろ

栄養が豊富すぎて、コケや藻などで水が濁りやすい。

③ソイル
  • メダカ用として売られているものがある
  • 黒色、ピンク色、茶色などいろいろある
  • ちょっとだけ値段は高い
  • 長く使っていると崩れるので、入れ替えが必要
  • 多孔質で水質浄化能力が高い吸着系、栄養豊富で水草を育てるための栄養系がある
  • 外飼いビオトープ用であれば、吸着系ソイル

黒色のソイルを選べばメダカが目立って綺麗ですよ。

④砂利
  • 見た目が良いものが多い
  • 水通りが良い
  • 栄養は無い
  • 弱アルカリ性
  • 水質浄化能力はそこそこ
  • 水洗いできるので、半永久的に使える

砂利の色は好みがあると思いますが、多孔質で水質浄化効果があると表記があるものを選びましょう。

赤玉土の次におすすめなのが砂利です。

崩れて使えなくなるということがないので、長い間使うことができます。

多孔質のもので、水質浄化能力が高いものを選ぶと良いでしょう。

 

底土でおすすめなのは、手軽で安い赤玉土。

もしくは、長く使いたいというのであれば、砂利にしておくと良いでしょう。

お水はカルキ抜きしたもので水温は一定に!

カルキを抜かないと塩素が含まれているので、メダカのエラなど刺激があるため有害です。

  • 太陽光を2日ほど当てる
  • カルキ抜き剤を使う
  • 水道水をしばらく沸騰させて、冷ます

この方法でカルキを抜くことができます。

 

天気の良い日が続くと、蒸発するため水が減ってしまいます。

そのときには、カルキ抜きしてビオトープの水温を同じにしたものを追加しましょう。

水温だけ同じにするのであれば、半日ほどビオトープの近くにバケツなどに汲んでおけば同じになります。

 

我が家ではバケツに水を汲んで日が当たる場所に置いておき(カルキ抜き)、ビオトープの水が減れば足しています。

カルキ抜きは必要なの?

メダカは強いので、カルキ抜きしなくても大丈夫なんて言ってる方もいます・・・。

実際にメダカでもエビでも、カルキ抜きしていなくても死なないということも。

有害とは言っても、そのときの塩素濃度やメダカの体調などで問題がない個体もいるのでしょうが、有害ということは間違いありません。

 

塩素は有機物に触れると、反応して結合塩素になるため魚に影響がないものになります。

ビオトープが安定している状態では、有機物がたくさんあるので、水道水を直接追加しても、すぐに結合塩素になるので問題ないとも言われています。

 

ということで・・・有機物がほとんどいないビオトープを立ち上げ時には、カルキ抜きした水を入れるようにしましょう。

水を追加するときは、直接水道水を入れるかは自己責任で。(水温は合わせてね)

水草はどれがおすすめ?

ビオトープでけっこう悩むポイントになるのが水草です。

水草の注意点

注意することは、エビを飼う場合には必ず無農薬という表記があるものを選んでください。

エビは農薬に弱く死んでしまうことが多いためです。

水草のレイアウト

綺麗なレイアウトにするには、奥側に背が高い水草、手前に行くほど背が低い水草が基本です。

そして、1番手前に浮草にすると綺麗に仕上がります。

このあたりは『ビオトープ+レイアウト』で検索して、いろいろ勉強してみましょう。

浮草のおすすめ

水面に浮かべておくだけの、浮草には外で越冬できるものがありません。

冬に色が悪くなってきたら、室内に移動するか、捨ててしまって春にまた投入です。

  • ホテイアオイ草
  • アマゾンフロッグピット

この2つが浮かべておくだけなので、育てやすいのでおすすめ。

増えすぎたら、別の水槽などに移動したり間引かないと、どんどん増えます。

水中水草のおすすめ

色が悪くなるけど、越冬まで出来て、強くて枯れにくいものがおすすめ。

  • アナカリス
  • カボンバ
  • マツモ

この3つまメダカを飼う上で定番と言っても良いです。

緑色で越冬できる水草

我が家で作ったのは、秋だったので枯れてしまわないものを選びました。

水の中に全部沈めておけば、常緑で越冬できる水草があります。(茶色っぽくなるものもあるけど)

  • ロタラロトンジフォリア
  • ナガバオモダカ
  • キフイリセキショウ
  • ラージパールグラス
  • フイリセキショウ
  • コウホネ
  • ラージパールグラス
  • ウォーターバコパ
  • ヒメトクサ
  • アンペライ
  • ウィローモス

ナガバオモダカ、ラージパールグラスの鉢植え

完全に水につけたかったけど、深さが全然足りなかったという・・・

浮草は春になったら投入予定!

とにかく迷ったら鉢植えを買って沈めよう

よく分からない・・・というのであれば、鉢植えになっているものを購入して沈めるだけがおすすめ。

サイズだけに注意して、これプラス浮草を浮かべると結構きれいになります。

 

  • うまく育たない
  • 育ちすぎた
  • 綺麗なレイアウトにならない

といったことを避けることができます。

水草は枯らしてしまわなければ、株分けをしてず~っと利用できます。

石、流木で飾り付け!

なくても良いですが、石や流木で見た目を綺麗にレイアウト。

どんな石を入れるか流木を入れるか、いろいろ試行錯誤するのもビオトープの楽しみの1つ。

 

石選び

  • 庭に転がっている石
  • 河原で綺麗な石を拾う
  • 石を購入する

好みの見た目の石を1つだけ入れたり、重ねて組んでみたりしましょう。

 

流木選び

流木を入れると、なかなか味のあるビオトープになります。

アクアリウムショップやネットショップで買うと、結構高いですが・・・。(ちょっとおすすめはメルカリ!送料込みで安いものが出ていることが!)

そんな時には、自分で拾いに行くというのもアリ!

 

注意することは、河で拾ったもので、海で拾ったものは使わない

塩素が含まれるので抜くのは大変だからです。

 

もう1つは、あく抜きが必要なこと。

流木をすぐにビオトープに入れると、茶色っぽいものが浮いてくることがあります。

  • 1か月以上、水につけておく(色が出なくなるまで水を替えながら)
  • 鍋で煮込む(色が出なくなるまで、水を替えながら)
  • 重曹水につけておく(1日1回、重曹水を替える)

 

あく抜きしてあるものを購入した場合も、いきなりビオトープに入れません。

バケツなどで水に1日以上つけてみて、色が出てこないか確認してからです。

茶色いものが出てくるようなら、あく抜きをしてから投入しましょう。

購入した流木を水につけています

 

流木が沈んでいかない・・・という問題があることも。

この場合は、沈むまで水に浸けておく必要があります。

1か月以上も沈んでいかないということもあるので、その場合は重りをつけて沈めましょう。

エビ、タニシも飼ってみよう!

ビオトープの掃除屋さんとして活躍してくれるのが、エビとタニシです。

コケや藻が生えて汚くなっていても、綺麗にしてくれます。

 

エビ

  • 水草があれば、エサを与える必要は無い
  • 完全に水が凍りつかないのであれば、越冬できる
  • 水温が30℃を越えると危ないので、日陰を作る
  • 水草は必ず無農薬を

 

ミナミヌマエビが安く購入出来て定番です。

よく見ないと見えないですが、水草などをツマツマ食べる仕草は可愛いです。

寿命は1年くらいなので繁殖させないと減っていきますが・・・。

 

メダカと共存できますが、卵から産まれたばかりの稚エビだとメダカに食べられてしまいます

春先になると抱卵した母エビが出てくるので、別の水槽に移してあげましょう。(大量に増えます)

もしくは、隠れ場所となる水草を多めに入れておいても良いです。

タニシ

  • コケや水草を食べるので、エサやりは必要ない
  • 完全に水が凍りつかないのであれば、越冬できる

タニシも掃除屋さんとして人気があります。

 

河川にも生息しているので、捕獲することもできますが・・・巻貝の見分けがつかないならやめておこう。

タニシではないモノアラガイ、サカマキガイなどと間違えてしまうと爆発的に増えてしまうなんてことがあります。

本物のタニシであれば、卵は産まずに1匹ずつ稚貝を産んでゆっくり繁殖します。

入れた覚えのない巻貝を見つけたら

水草などにくっついていた卵から産まれた可能性が高いです。

卵を産む巻貝は繁殖力が高く、爆発的に増えることがあるため、見つけたら取り除いておきましょう。

メダカを繁殖させよう!

春~夏になるとメダカは産卵します。

ホテイアオイ、アマゾンフロッグピットなど根が長い水草を浮かべておくと、そこに産卵してくれます。

 

でも、稚メダカはエサと間違って親メダカに食べられてしまうのです。

卵を見つけたら、他の水槽に移す必要があります。

(隠れ場所やエサが豊富なら、生き残る稚メダカもいます)

 

繁殖用の水槽にも、水草を入れておきます。

産まれてからは、口が小さいので細かい稚メダカ用のエサを与えましょう。

大きくなったら、食べられることは無いので、元のビオトープへ戻します。

まとめ

メダカのビオトープでの飼い方をまとめてみましたが、どうでしたしょうか。

難しいと感じたなら、ビオトープセットなんてものもあるので手軽に始めることができます。

 

どんなレイアウトにするか、どんな水草にするかなど、どれだけでも楽しむことができます。

初心者にもおすすめなので、ぜひ始めてみましょう!!