ツラい花粉症の治療法はいくつかありますが、その中には注射があります。いったいどんな注射薬か知っていますか?

 

花粉症の注射の効果と副作用、費用について紹介します。

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花粉症の注射とは?

花粉症の治療法としての注射にはいくつか種類があります。どれを選択すれば良いかは、効果と副作用を見てから判断するようにしましょう。

 

花粉症にステロイド注射

花粉症にステロイド??と思うかもしれませんが、劇的に症状が改善されます。注射してから数時間で効果があらわれて、1~2ヶ月も効果が継続します。

 

つまり、注射1本打つだけで春のツラい花粉症の1シーズンを乗り越えることができるのです。

 

花粉症は過剰に免疫が働いて、眼、鼻、喉に炎症を引き起こします。ステロイドは炎症を抑える作用、免疫力を抑制する作用によって花粉症に効くのです。

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長期間の投与を続けるわけではないので、副作用はそれほど出ないとは言われています。

 

しかし、強力な効果がある反面、ステロイドなのでやはり副作用はあります。

 

  • 免疫力の低下
  • むくみ
  • 胃潰瘍
  • 太る
  • 糖尿病
  • 副腎皮質機能低下症
  • 生理不順
  • 身体がだるい

 

こういったことが報告されており、アレルギー学会などでは花粉症に対するステロイド注射は勧められていません。

 

そして1度注射すると効果が1~2ヶ月継続するということは、副作用が出てしまうと同じ期間続いてしまいます。

 

花粉症のステロイド注射の費用は1回で1000円~5000円くらいです。

 

ステロイドは使い方さえ間違わなければ、良薬ですが、医師の中でも判断は違ってきます。効果は最高ですが、副作用があることを頭に入れておきましょう。

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花粉症のアレルゲン注射

花粉症を根本的に治すことができる唯一の治療法と言われています。

 

アレルゲン注射の効果はスギ花粉のエキスを注射して、少しずつ身体に慣れさせてアレルギー反応が起こらなくしていくことができます。

 

副作用はアレルゲンを注射するので、注射後にアレルギー反応が出ることがあります。そのため、注射してから30分くらいは病院で待機します。

 

そして、副作用ではありませんがデメリットがあります。それは治療期間が長くて、注射が痛いということ。

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最初はアレルゲン濃度を薄いものを1週間に1回注射します。そして、濃度を高くしていき、一定の濃度になれば注射の感覚を開けていきます。

 

最後は1~2ヶ月に1回の注射になりますが、効果が出始めるのが早くても半年後です。アレルギーが出なくなるまで2~3年続ける必要があります。

 

効果があるのはおよそ70%の人なんです。つまり、30%の人には長い間のツラい注射を続けても効果はありません。

 

また、スギ花粉以外には効果がありません。

 

このアレルゲン注射の費用は1回あたり500~1000円かかります。現在は注射しなくても舌の下側にアレルゲンをつける、減感作療法が開発されています。

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花粉症にヒスタミン注射

アレルゲン注射はアレルゲンであるスギ花粉にピンポイントに効果が出るものです。

 

それと比べてヒスタミン注射はスギ、ヒノキなど幅広いアレルゲンに対して効果が期待できます。ただし、アレルギー症状を抑える効果はありますが、治すことはできません。

 

週に1回の注射を2ヶ月くらい続ける必要があり、次の花粉症シーズンの2ヶ月前にまた注射する必要があります。

 

アレルゲン注射よりも注射期間が短く、スギ花粉以外にも効果があるのがメリットです。

 

ヒスタミン注射の副作用は

  • 発熱
  • 蕁麻疹
  • 赤くなる
  • 眠くなる
  • 頭痛

 

これくらいで、ステロイドよりもはるかに副作用は弱いです。ヒスタミン注射の費用は500~1000円くらいです。

 

花粉症の注射にはそれぞれメリット、デメリットがあります。効果と副作用についてよく知って利用するようにしましょう。